寸法の測り方

着物の誂えやお直しでは、まずお客様のお身体を採寸させていただき着物寸法を決めます。
初めてのお客様の場合は出来るだけお会いして直接採寸させていただいています。

すでに着やすい寸法のお着物をお持ちの場合はそのお着物の寸法を教えていただくこともあります。

着物の寸法書(女性用)は以下からダウンロードできます。よろしければ印刷してご利用ください。

基本の採寸の仕方(長着)

・採寸は薄手の洋服の上からでかまいません。メジャーは緩みもなくきつくもなく体に巻き付けて測ります。
・メートル法(cm)でも鯨尺で測ってもどちらでもかまいません。
・数回測ってみて数字にばらつきが出た場合は平均を取ります。

1)身長を測ります

・身長はできるだけ正確に。あいまいなときは、垂直な壁面等を利用して測ります。

2)裄(ゆき)を測ります

・裄(ゆき)は腕を身体から30~40度の位置でまっすぐ横に伸ばし、首のグリグリから肩の骨の下で一度止めて、手首のくるぶしが隠れるところまではかります。
・左右の長さを測ってみます。左右の長さが違う場合は長い方に合わせるか、左右の平均をとります。

3)バスト(胸回り)を測ります

・バストトップの一番高いところを測ります。

4)胴回り(一番太いところ)を測ります

・胴回りの一番太いところを測ります。
・ヒップよりもお腹の出ている人はお腹をはかります。
・ヒップよりも腿(もも)が貼っている人はその周囲を測ります。
・測った一番太い場所がお腹なのかヒップなのか腿なのかなど教えてください。

5)その他

・その他、気になる身体的な特徴や着方のお好みなどがございましたらお知らせください。
・男性の場合は着丈や首回りの寸法の採寸もお願いします。