大河ドラマ「光る君へ」

はまってます(笑)
時代衣裳を勉強しようと観始めたのですが、ストーリーの面白さにすっかり夢中になっています。

もともと漫画「あさきゆみめし」の影響で子供の頃から源氏物語や平安時代の装束が大好きです。

平安時代の衣裳や生活に関する本も少し読み始めてみました。
着物の現在と将来を考えるヒントが得られる気がします。


昔を知ることで、「着物はこうでなければいけない」という知らず知らず出来上がってしまった固定観念が柔軟に変化していくのは面白いなと思います。

少しずつですが、時代衣裳の縫製や着装の勉強もしていこうと思います。

青木玉さんのエッセイ

青木玉さんの着物エッセイ本を久しぶりに読み返しました。

「幸田文の箪笥の引き出し」
「着物あとさき」

2冊とも、私が着物にハマった頃にお気に入りで何度も読み返した本です。

著者の青木玉さんは、幸田文さんの娘で幸田露伴のお孫さんです。
着物と共にある丁寧な暮らし、物を大切にする精神的に豊な生活が描かれていて、今の時代に読んでもとても面白いと思います。
着物の勉強にもなります。

少し古い本なので、ご興味のある方は図書館や古本屋さんなどで探してみてください。

おすすめの和裁教科書

『きものの仕立て方』『続・きものの仕立て方』小田美代子著 文化出版局

私が今、市販されている和裁の本の中で一番おすすめの和裁の教科書は

『きものの仕立て方』『続・きものの仕立て方』小田美代子著 文化出版局

です。

『きものの仕立て方』には単衣物の仕立て方、『続・着物の仕立て方』は袷の仕立て方が詳しく紹介されています。

本格的な職人仕事を豊富なカラー写真で解説していて分かりやすいです。寸法も鯨尺メインで表記されています(cmも併記)。
初心者向けですが、やり方を素人向けに簡単にして伝えるのではなくプロの仕事を正確に紹介しています。
私も自分のやり方とは違うところもあるのですが、よく参考にさせていただいています。

本格的な和裁に興味があるけれど、忙しくて今すぐには習いに行けなかったり、そもそも通える場所に教えてもらえるところが無いということもあると思います。

図書館にも置いてあるかもしれませんので、ぜひ興味のある方はご覧になってみてください。