手縫いで和裁をする場合は手縫い糸を使います。
ミシンで縫う時はミシン糸を使います。
手縫い糸とミシン糸の違いは、糸の撚り(より)の方向です。
手縫い糸はS撚り(=右撚り)、ミシン糸はZ撚り(=左撚り)。
手縫糸をミシンで使うと切れやすくなり、ミシン糸を手縫いで使うと糸がよじれやすくなってしまいます。
詳しくは以下のフジックスのページが分かりやすかったです。
【フジックス探偵団 ちょっと知りたい糸のこと】
https://www.fjx.co.jp/learn/t_detail03.html
着物をお仕立てします。千葉県浦安市の和裁店です。
手縫いで和裁をする場合は手縫い糸を使います。
ミシンで縫う時はミシン糸を使います。
手縫い糸とミシン糸の違いは、糸の撚り(より)の方向です。
手縫い糸はS撚り(=右撚り)、ミシン糸はZ撚り(=左撚り)。
手縫糸をミシンで使うと切れやすくなり、ミシン糸を手縫いで使うと糸がよじれやすくなってしまいます。
詳しくは以下のフジックスのページが分かりやすかったです。
【フジックス探偵団 ちょっと知りたい糸のこと】
https://www.fjx.co.jp/learn/t_detail03.html
着物は反物の耳までの余分の縫い代は裁ち落とさず、縫い込むのが一般的です。
縫い代の役割は第1に、仕立て直しができるようにすることです。
縫い代を縫い込んでおくことで、各部分を入れ替えたりすることが可能になります。
縫い代の第2の役割は、縫代を縫い込むことで着物に張りを持たせて型崩れを防いだり、芯のような役割を果たすことです。
このため、もし洋服生地で着物を作る場合も縫い代をギリギリで切り落とさずに、必要な場所には十分な縫い代を縫い込んだ方が良いです。
縫い代、縫い込みをいかに上手に始末するかは和裁の腕の見せどころでもあります。
布地に適した縫代の始末ができる様に、これからも研究していきたいと思います。
私が今、市販されている和裁の本の中で一番おすすめの和裁の教科書は
『きものの仕立て方』『続・きものの仕立て方』小田美代子著 文化出版局
です。
『きものの仕立て方』には単衣物の仕立て方、『続・着物の仕立て方』は袷の仕立て方が詳しく紹介されています。
本格的な職人仕事を豊富なカラー写真で解説していて分かりやすいです。寸法も鯨尺メインで表記されています(cmも併記)。
初心者向けですが、やり方を素人向けに簡単にして伝えるのではなくプロの仕事を正確に紹介しています。
私も自分のやり方とは違うところもあるのですが、よく参考にさせていただいています。
本格的な和裁に興味があるけれど、忙しくて今すぐには習いに行けなかったり、そもそも通える場所に教えてもらえるところが無いということもあると思います。
図書館にも置いてあるかもしれませんので、ぜひ興味のある方はご覧になってみてください。